ランニングのすすめ
文責:頸動脈きれお
運動不足になるとたまに鴨川に走りに行く。
鴨川の土手は信号がない一直線の歩道なので、ぼーっと走るのに適している。
イヤホンで音楽を聴きながら走っているうちに考えが整理されてきてさっぱりした気分になるのがいい。音楽も部屋で聴くよりずっといい感じに聴こえるし。
気軽に走るコツとしてはまず、一生懸命やらない。靴を履いて外に出た時点で偉すぎるので、川に着いたら帰ってもいい。走り出しても、お腹が痛くなったり(遠いな~)とか考え出したら歩いていい。
人通りの少ない朝か夜がおすすめ。早朝には土手の芝生の上で鴨の群れが休んでいるところを見られることもある。
ただ、深夜に五条以南まで下るのはやめたほうがいい。いちど七条付近で変質者に遭遇したことがある。無視して通り過ぎようとしたけど追いかけてきたので逃げた。あの辺りは階段を登っても車しか通らないから怖かった。すぐ後ろまで来ているんじゃないかと振り返りたいのを我慢してとにかく走った。足と胴が分離するかと思った
ところで小2の時の担任がかなりひどくて、勉強のできない子やじっとしていられない子の欠点をみんなの前であげつらったり、逆によく出来る子は露骨に贔屓したりする人だった。先生の言うことが不当かなんて8歳の子どもにはなかなかわからないだろう。悪質だ。
その年度の運動会の練習で、かけっこに自信のあった私は1番になりたくて後ろを気にしながら走った。ドヤ顔でゴールした途端、その担任に怒鳴られた。
「走る時は振り向かない!!!遅くなるでしょ!!」
は?1番なのに怒られた…と思った,そのときは。まさか13年経っていきなり思い出すとは。しかも役に立つとは。
走る時は遅くなるから振り返らないほうがいい
それな