吉田寮に入寮しよう
文責:吉田寮自治会
このパンフを読んで吉田寮に興味がわいた、もっと寮について知りたい、入寮したいと思ったそこのあなた!! 今思っていなくても急に思うかもしれないそこの君!!
どうやったら入寮できるか知りたいと思いませんか?そこで入寮までの流れを手短に説明します。
①必要な書類を書く
②面接を受ける(3/10~3/17 各日10:00-17:00)
③合格ならヤッタね!入寮
※①入寮願を書き、経済書類と顔写真を持参しましょう(ない場合後日でも構いません)
※②担当の寮生が吉田寮で面接を行うので寮に足を運んでください。
※③合否はメールにて連絡します。
上に書いた手順でちゃんと入寮できます。ただ、京大から送られてくるやったね袋や入学関係書類などに「吉田寮には入寮できません」といった内容の紙が入っています。あなたはこの紙を見て、吉田寮に入ることを躊躇ってしまうかもしれません。しかしこれは大学が一方的な決定を文書にしているだけで寮自治会との合意がなく、事実にそぐわない部分もあります。過去このような入寮募集をやめるような要請は大学ホームページで数年前から掲載されていましたがこの紙が配られるようになったのは3年前のことです。しかし、その間にも吉田寮に入った人は多くいます。また現在、吉田寮の現棟と食堂は大学当局から明渡を求める訴訟を起こされていますが、入寮募集は新棟に限って行われるので、入寮したとしても今回の訴訟とは全く関係がないので大丈夫です。私たちの願いは、この紙を見て、
吉田寮に入ることを諦めないでほしい
ということです。せっかく吉田寮に興味を持ってくれたのにこのような形で入寮をあきらめるのは非常に残念です。とにかく不安や疑問があれば一緒に解決していきましょう。
「吉田寮って入れないんじゃないの?」
「大学にダメって言われたよ?」
「親にも反対されるかも…」
こんな不安を少しでも感じたらぜひ私たちに直接聞いてみてください。入寮の際にリスクはないか、昨今の「退去期限」、訴訟問題は結局どうなっているのかなど直接来てもメールを送ってもらっても構いません。保護者の方が質問していただいても構いません。吉田寮のホームページやTwitterでも情報を発信しています。これを読んでいる皆さんが少しでも吉田寮のことを知ってくれるとと嬉しいな。
吉田寮「退去期限」問題
このパンフレットを読んでいる皆さんの中には、各種報道で吉田寮の居住を巡る問題について、耳にしている方もいるかもしれません。あ
・2016年以降京大経営陣は、これまで30年近く続いてきた吉田寮自治会との公開の場での話し合いを、一方的に拒否するようになりました。そして2017年、吉田寮生に何らの相談もないまま「全寮生に寮を立ち退いてもらう」「新規の入寮募集はしない」と発表しました。
・しかし「吉田寮の運営」で説明したように、吉田寮に関する重大な決定は、最大の当事者である吉田寮生との合意抜きに行ってはなりません。私たちは両者の歩み寄りのためにもまずは話し合うことを求めましたが、経営陣は意見のすり合わせすら拒み、全員退去の結論のみを押し付け続けています。こうした強硬姿勢の背景には、学生の権利や福利厚生を縮小する大学経営陣の方針が伺われ、他の学生や大学教員、地域住民からも批判の声が高まっています。
・現在も吉田寮には約100名の寮生が居住し、2017年以降も多くの学生が入寮しています。誰しもがもつ学ぶ権利を守るため、私たちは吉田寮を自治運営し必要とする人々に向け寮を開き続けています。
・この問題についての詳しい情報や、私たちの主張、大学経営陣とのやり取りについては、以下のサイトに掲載しています。また何か疑問や質問があればいつでも聞いてください。