元寮生の教員の視点から

伊勢田哲治(文学研究科教員)  元吉田寮生でもあり、現在京都大学の教員でもあるという立場から、わたしが吉田寮の現状をどうとらえているか、少しお話させていただけ…

入浴談義

酒井朋子(人文科学研究所 教員) 学生だったころ、わたしは寮に住んでいた。吉田寮より小さめの自治寮だった。当時同じ寮に住んでいた面々との間柄は、友人と呼ぶには…

今起こっていること

大河内泰樹(文学研究科・教員)  私は実はまだ吉田寮に足を踏み入れたことがありません。学生時代は東京の大学に通っていましたし、3年半前に思いがけず京大で職を持…

エーカゲンさを確保するために

木村大治(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科 名誉教授) (2021年記)  私は最近,吉田寮関係でいろいろ発言していますが,ずっと昔から吉田寮と関わって…

団体交渉について

藤原辰史(人文科学研究所) 私は臆病な人間であった。大きなものには巻かれたくなるし、小さな事件には目をつぶろうとしたくなる。いや、たとえ大きな事件であって、そ…

夢の中で約束の時間に遅れないように

総合人間学部教授 細見和之 京都大学へ入学おめでとうございます。  「自由と自治の京都大学」というイメージをもって受験・入学されたかたも多いと思います。けれど…