自治に触れる

坂梨健太(農・教員) 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。 これからの大学生活4年間(またそれ以上?)に期待を膨らませていることでしょう。なかには京…

【足立芳宏教授(農学研究科) 寄稿】

足立芳宏(農学研究科・教員)  京都大学は政府の国際卓越研究大学制度(いわゆる「10兆円ファンド」)[1]の助成対象から外されたことはご存知の通りです。これを…

大いなる力には、大いなる責任が伴う

デ・アントーニ アンドレア(人間・環境学研究科) 私が「イタリアのヴェネツィア市出身です」と言う時、「水の都」と言われる有名な観光地を想像する人が多い。だが、…

【佐藤公美教授(人間・環境学研究科) 寄稿】

ご入学、ご編入、新たなご在籍…いろいろなかたちで新しい人生の一コマを始めるみなさん、ようこそ京都大学へ。大学って素敵ですよね。私は大学という場所がとても好きで…

【小林哲也准教授(人間・環境学研究科) 寄稿】

教員 人間・社会・思想講座 小林哲也 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新入生ではないけれども読んでいる方、こんにちは。人間・環境学研究科の教員で、…

京都の文化的自治~歴史的な観点より~

法学研究科教員 マーフィー・マハン (吉田寮生 訳) 京都は、日本の歴史上の首都として、常に独自の道を歩んできました。徳川幕府の下、権力の中心が移った後も、京…

猫たちのいるところ

石井美保(人文科学研究所 教員) はじめて吉田寮に足を踏み入れたのは、京大の大学院に入学した1996年の春のことだ。どんな経緯で寮を訪れることになったのかは憶…

【福家崇洋准教授(人文科学研究所) 寄稿】

京大では、学生生活をただ平穏に過ごすもよし、ディープな場所を見つけて探検するもよし、すべてが皆さんの「自由」な意志に委ねられています。京大の看板ともいえる「自…

自由と責任と学びと人生

農学部 檀浦正子 わたしは農学部の森林科学が専門で、森林があれば、いろいろなところに行きます。北方林にいくと温暖化の影響を感じますし、マングローブ林の中のプラ…